米津玄師『春雷』は「衝撃的な出会い」についての歌?歌詞の意味を徹底調査!

春雷 歌詞

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米津玄師の『春雷』。

軽やかなリズムもあり、どこか重々しくもある不思議な曲ですよね。

今回は、米津玄師『春雷』の歌詞の意味について調べてみました〜!

米津玄師『春雷』意味は「春の雷のような出会い」

『春雷』は、言葉の通り「春の雷」のことを指します。

春に雷というのは割と珍しい現象ですよね。

気候の良い季節なだけに、

大雨が降ったり雷が鳴るというのはあまり多くありません。

予想もしていなかった春の雷。

その衝撃さを例えて、『春雷』というタイトルには、

「春の雷のような衝撃的なもの」という意味を込めたのではないでしょうか。

ということでここからは、

管理人が解釈した米津玄師『春雷』の歌詞の意味をご紹介していきます♪

米津玄師『春雷』1番

まずは1番の歌詞の意味からみていきましょう。

「現れたそれは春の真っ最中 えも言えぬまま輝いていた

どんな言葉もどんな手振りも足りやしないみたいだ

その日から僕の胸には嵐が住み着いたままはなれないんだ

人の声を借りた 蒼い眼の落雷だ」

出だしのフレーズは、突然の出会いに呆然とした様子が眼に浮かぶかのような歌詞です。

「人の声を借りた 蒼い眼の落雷だ」という部分で、

出会ったその人がまるで雷かのように表現していますよね。

つまり、この歌は「春の雷のような衝撃的な出会い」でもあり、

「春の雷のような衝撃的なひと」という意味でもあるのではと思います!

そのあと続く、

「揺れながら踊るその髪の黒が 他のどれより嫋やかでした

すっと消えそうな 真っ白い肌によく似合ってました

あなたにはこの世界の彩りが どう見えるのか知りたくて今

頬に手を伸ばした 壊れそうでただ怖かった」

この部分はあなたがとてもキレイなひとであることを真っ直ぐに歌っていますね。

それほど美しいあなたには、この世界が一体どんな風に見えているのか、

もしかしたらとても味気なく映っているのではないか。

そういったミステリアスな美しさを表現しているように思えます。

「全てはあなたの思い通り 悲しくって散らばった思いも全て

あなたがくれたプレゼント

ゆらゆら吹かれて深い惑い 痛み 憂い 恋しい」

ここのフレーズでは、

あなたに翻弄される自分を描いています。

自分の全てはあなたの思い通りで、

あなたの虜になっているのも、悲しくて苦しい思いも、

全てはあなたからのプレゼント。

戸惑いも痛みもあるけれど、それでも恋しいという情熱さが溢れ出ている歌詞です。

米津玄師『春雷』1番サビ

続いて、サビの歌詞をみていきましょう。

「言葉にするのも形にするのも そのどれもが覚束なくて

ただ目を見つめた するとあなたはふっと優しく笑ったんだ

嗄れた心もさざめく秘密も 気がつけば粉々になって

刹那の間に痛みに似た恋が体を走ったんだ」

恋する人の前では、上手く話せないし行動もできない。

緊張してしまうまでに虜になっていて、

けれども目で追ってしまうのではないでしょうか。

目が合った瞬間に笑顔をくれるあなたに、

切ない恋が身体中を駆け巡るような気持ちになったという意味だと推察できます。

米津玄師『春雷』2番

2番の歌詞をみていきます。

「深い惑い痛み憂い繰り返し いつの間にか春になった

甘い香り残し陰り恋焦がし 深く深く迷い込んだ」

韻を踏んでいるのがおしゃれなフレーズですよね。

時間の感覚もなくなり迷い込むほどに、恋い焦がれている。

その恋にかなり夢中になっているようです。

「花びらが散ればあなたとおさらば それなら僕と踊りませんか

宙を舞う花がどうもあなたみたいで参りました

やがてまた巡りくる春の最中 そこは豊かなひだまりでした

身をやつしてやまない あんな嵐はどこへやら」

「花びらが散ればあなたとおさらば」ということは、

この春の終わりにあなたは遠くにいってしまうのでしょう。

また次の春がやってくるころには、

この嵐のような恋などなかったかのように過ごしているのではないだろうか。

どこか客観的に自分を見ているかのようなフレーズですね。

「まだまだ心は帰れない その細い声でどうか騙しておくれ

カラカラに枯れ果てるまで

ふらふら揺られて甘い香り 残し 陰り 幻」

いつかは何もなかったかのような生活に戻るけれど、

まだそのときでないのでしょうね。

「騙しておくれ」といっているということは、

本当はもう終わりが近づいていることに気づいていて、

それでも何もかもがなくなるまで今のままでいたいという意味ではないでしょうか。

米津玄師『春雷』2番サビ

次に2番のサビをみていきます。

「聞きたい言葉も 言いたい想いも 笑うくらい山ほどあって

それでもあなたを前にすると 何も出てはこないなんて

焦げ付く痛みも差し込む痺れも 口をつぐんだ恋とわかって

あなたの心に 橋をかける大事な雷雨だと知ったんだ」

1番と同じように、

恋する相手の前では何もできない様子を表しています。

「焦げ付く痛み」「差し込む痺れ」というフレーズからは、

「雷」を連想させますよね。

しかしこのあとの、

「あなたの心に 橋をかける大事な雷雨だと知ったんだ」というフレーズの、

「橋をかける」という行為と、「雷雨」という現象には矛盾点を感じます。

「橋をかける」のは、なにかを作り出すことが連想されますが、

「雷雨」には、なにかを壊してしまうことが連想されます。

つまり管理人はこの矛盾点を、

「橋をかけるために雷で今の問題点を壊す」

という意味が込められているのではないかと感じました。

「自分の思いがあなたの心への橋をかける雷雨になる」というのは、

あなたの苦難を自分が壊すということではないでしょうか。

米津玄師『春雷』Cメロ

Cメロをみていきますね!

「どうか騙しておくれ「愛」と笑っておくれ

いつか消える日まで そのままでいて」

繰り返されるこのフレーズには、

執着心にも似たものを感じます。

管理人はここを解釈するときに、

自分の気持ちを「愛ではないかもしれない」と疑っているのかなとも思いましたが、

あなたの自分への気持ちを「愛であるはず」と思い込みたいのではないかとも思いました。

2番からもわかるように、

あなたと自分は春の終わりに別れることになります。

自分はそれを知っているわけですから、

「あなたは自分のことをどう思っているのか?」と気になってしまいますよね。

離れ離れになってしまう前に、

あなたの気持ちを知っておきたいけど、

騙されているとしても「愛」だと思っておきたいという気持ちの方が強いのではないかと感じました。

 

春といえば出会い別れを想像しますよね。

米津さんの『春雷』は「衝撃的な出会い」について歌っているのではないかと考察しましたが、

出会いだけではなく、「出会いから別れへの過程」を美しく語っているようにも思えます。

誰もが経験する恋のシチュエーションだと思うので、

多くのリスナーが共感した曲ではないでしょうか。

まとめ

  • 米津玄師『春雷』は「衝撃的な出会い」についての歌だと推測!

以上でした〜!

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